◆仕事復帰
・2013年2月28日、J-WAVE「TOKYO HOT 100 CHART OF THE YEAR」授賞式にてステージに立ち仕事復帰した。
この段階では「完治」しておらず「気を付けながら一生つきあっていく」状態であった。
具体的には、血圧が急上昇してしまうとコイルを詰めた脳動脈瘤から再出血するリスクが残されており、「キャー!」とか「ワー!」とか「イェー!」とかいう行為はできなかった。
この頃のインタビュー映像を見るとテンションが上げられずに淡々としている様子である。そんな状態から少しでも気持ちを高めるために髪にパーマをかけた。
「化物」のMV撮影がちょうどこの辺りの時期である。
◆音楽
・2013年5月1日 に3枚目のアルバム「Stranger」を発売。
・5thシングル『ギャグ』を2013年5月8日(水)に発売。
この曲は病み上がりということもあり体力的な問題から編曲を亀田誠治さんに依頼した。
アルバムは全て自分で編曲したいという源くんの意向から「ギャグ」はシングルのみの発売。今後、ベストアルバムを発表する機会があれば是非とも入れたいとしている。
アニメ映画「聖☆おにいさん」主題歌にもなっている。
・6th シングル『地獄でなぜ悪い』を2013 年10月2 日(水)に発売。
◆「NO MUSIC, NO LIFE.」ポスター
・タワーレコードの名物広告 「NO MUSIC, NO LIFE.」 のポスターに登場。
タワレコのサイトにメイキングレポートが残っています。メイキング動画も見るなら是非。
パーマをあてているので1回目の手術後・2回目の活動休止前の時期です。
◆再度の活動休止
・2013年6月ごろに行った定期検査の結果、手術した箇所が万全な状態ではなくなってきていることがわかった。
経過観察と新たな措置が必要との診断を受け、治療に専念することになったため再び活動休止。
・6月29日に行われる予定だった「星野 源 "moment"」は中止。また、7月19日に日本武道館で行われる予定だった「星野 源 ワンマンライブ "STRANGER IN BUDOKAN"」は延期となった。
・パーソナリティを務めていたNHKのラジオ番組『星野源のラディカルアワー』は、6月28日をもって終了となった。
・笑福亭鶴瓶師匠に電話連絡をし、再び活動休止になったことを告げ、脳外科の医師を紹介してもらえないかとお願いした。
鶴瓶さんはすぐに優秀な先生を紹介してくれたが、その方は海外で仕事をしており帰国困難であったため、その先生から国内の脳外科医を紹介・提案してもらい、後に手術となった。
そして9月26日、再手術が成功し退院したと発表。1回目の手術はカテーテルから動脈瘤にコイルを詰めるものであったが、2回目となる今回のそれでは開頭し、動脈瘤へ続く血管を直接クリップするものだった。
・闘病生活については2014年に発表された「蘇える変態」に詳しくまとめられている(あまりにも壮絶で生々しい内容です)。
これにより少なくとも以後10年間は再発の危険はないとのことである。
◆受賞
・2013年公開の主演映画・『箱入り息子の恋』や『地獄でなぜ悪い』での演技が評価され、第5回TAMA映画賞、第37回日本アカデミー賞、毎日映画コンクールなどの新人俳優賞を受賞した。
◆映画
・「箱入り息子の恋」では映画初主演。市役所の記録課に勤務する35歳の童貞男性:天雫健太郎を演じた。今井奈穂子を演じたのは夏帆さん。
・『箱入り息子の恋』星野源&夏帆インタビュー(YouTube)
・「地獄でなぜ悪い」では橋本公次 役
・「聖☆おにいさん」ではブッダ役(声の出演)。ちなみにイエス役は森山未來さん。
◆書籍
・『働く男』(マガジンハウス)を発売。
関連記事:星野源くんの攻略本的内容「働く男」
◆主題歌
もらとりあむタマ子(主演は前田敦子さん)の主題歌に「季節」が採用された。
Next:星野源くん33歳まとめ(2014年)